講談社のWeb小説サイト・セルバンテス、サービス終了につき感想データ保管庫

2020/05/24

小説執筆アドバイス

t f B! P L
セルバンテス版「7番目のシャルル」タイトルページ


Web小説「7番目のシャルル 〜狂った王国にうまれて〜」投稿先のひとつ、講談社のセルバンテスが、2020年5月末でサービス終了します。

1年と少しのお付き合いでしたが、総合ページの「注目の作品」ローテーション入りしたり、Twitterの公式アカウントで紹介していただいたり、レジェンド賞の最終候補作品に残って短評をいただいたり、とてもお世話になりました。

名残惜しいですが、世界的なパンデミックと経済危機が予想される状況で、企業が不採算部門を縮小するのは仕方のないことです。
Web投稿サイトは読むのも書くのも無料ですからね。

さて、小説のテキストデータは回収済み。

代表作…というか、メインタイトルの「7番目のシャルル」は他の小説投稿サイトでも公開しているので問題ありません。




個人的な気持ちの問題として、これまでにいただいた感想データが消えてしまうのがもったいないため、このブログでメモリアルを保存させていただきます。

サイトの仕様上、できなかった返信も載せておきます。
ご本人がここを見るかわからないですが。





セルバンテスでいただいたご感想メモリアル


感想を引用した下に、私からの返信を入れています。
みなさま、ご一読とご感想をありがとうございました。

「7番目のシャルル 〜狂った王国にうまれて〜」ご感想


読めば物語の世界が浮かび上がってくる素晴らしい描写力と、ため息が出てしまう素敵な言い回し。
とても魅力的な思わず惹きつけられてしまう作品ですね。
主人公がとても愛らしくて好きになりました。

2019.05.11 17:59


>Lily3さま
ご感想ありがとうございます。
一般的に、シャルル7世はあまり良い印象で語られない人物なので、小説で魅力的なキャラクターになっていたら嬉しいです!



***

冒頭を読んだ瞬間、心を鷲掴みにされました。シャルルの生い立ちに自分を重ねてしまいます。親元から離れて暮らす寂しい気持ちを思い出すことができました。わたしは、わたしのために泣いているのか、シャルルのために泣いているのか。
まだ序盤までしか読めていませんが、シャルルの今後がとても気になります。シャルルという少年がいたことを知れてとても良かったです。

2019.03.10 16:52


>北生見理一さま
お読みいただきありがとうございます。
時代や国が違っても変わらない普遍的な感情とか人間らしさを書いていきたいと思っています。本作のどこかが心の琴線に響いたなら、作者としてこれ以上の幸せはありません。

***

ちょうど傭兵ピエールを読んでいた私にズキュンときました。
まだ途中までで、私には史実に全く詳しくないので傭兵ピエールしか基準を持ち合わせていないのですが、人物の描き方、物語の焦点の当て方が全く違っていて『こっちではそうくるか!』という気持ちで、幸せな気持ちで楽しめています。
この先も楽しみです!

2019.03.05 19:40



大惨事苦労さま
ひとつの事象を、複数の視点で多角的にながめるのも、歴史ジャンルの醍醐味だと思っています。
傭兵ピエールの作者は佐藤賢一先生ですね。
あいにく未読ですが、ラ・イルがモデルなのかな?と思いました。本作でもそのうち出る予定です。

***

すごい描写力ですね! 物語にずいっと引きこまれました。少しずつ楽しく読ませていただきます!

2019.02.28 20:07




>深山霧さま
連載小説「7番目のシャルル」に記念すべきご感想第一号をいただきました!
レスポンスをどこから送るか分からなくてこちらで失礼します。ご本人に届くといいのですが。ありがとうございます。


***



「暗愚か、名君か? -ジャンヌではなく勝利王シャルル七世を主役にした理由-」ご感想

申し訳ありません。
私の不手際で、ご感想を保存し忘れたままページを消去してしまいました。
返信だけですが公開します。


>2019.03.06 20:44  崩紫サロメさま
ジャンヌももちろん好きですが、他にも魅力的な人がたくさんいますね。できるだけ取り上げたいです。問題は、筆者の力量かなぁ…がんばりまーす!


***

「レジェンド賞最終選考で短評をいただいたのでセルフ公開処刑する」ご感想


「公開処刑」とのことで、拝見させて頂きました。
西洋史が市場的に、利益を得にくいとのことですが、多分、主人公がマイナー過ぎて、敬遠されるから、ではないでしょうか。
個人的にシャルル7世は、三国志だと孫権みたいなイメージがあって、主人公向きではない気がしました。
むしろ、その息子のルイ 11世は、ヤンデレっぽさが、曹丕に似ているので、フランス王として知名度はなくても、曹丕ファンに売り込みを仕掛けるアピールがあれば、勝負出来るかと思います。
結構、三国志ファンの中には、西洋史に詳しい方々も、少なくなくありません。
希望はなくないと、私は考えています。
2020.03.02 20:10


>2020.03.02 20:10  Y子さま
お読みいただきましてありがとうございます。
個人的な事情で、主人公をシャルル七世にすることは譲れないのです。
息子のルイ11世もいいキャラですね。
父子の確執などもいずれそのうち(いつになるやら)



***

セルバンテスでいただいたご感想は以上です。
小説投稿サイトとしては短命でしたが、セルバンテスを通じてご縁のできた方がたくさんいました。Twitterなど、SNSでも色々と。

私にとってはまちがいなく、思い出深い小説サイトでしたね。


▼関連記事


Twitterセルバンテス公式アカウントのメモリアル


サービス終了後、Twitterのセルバンテス公式アカウントも消えると考えられます。

公式のツイートで嬉しかったことがあるので、今のうちに該当ツイートを保存しておきます。

毎日たくさんの質問に回答していたころ、セルバンテス掲載作の中から2作品を「本日のおすすめ」として紹介されたことがあり、そのうちのひとつが拙作でした。





ありがとうございました。






関連Web小説(外部サイト)『7番目のシャルル ~狂った王国にうまれて~』掲載先リンク集
[あらすじ]
15世紀フランス、英仏・百年戦争。火刑の乙女は聖人となり、目立たない王は歴史の闇に葬られた。
一般的には「恩人を見捨てた非情な王」と嫌われ、歴史家は「建国以来、戦乱の絶えなかった王国にはじめて平和と秩序をもたらした名君」と評価しているが、500年後にめざめた王は数奇な人生について語り始めた。
「あの子は聖女ではないよ。私はジャンヌを聖女とは認めない。絶対に」
歴史に残された記述と、筆者が受け継いだ記憶をもとに脚色したフィクションです。

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